免疫臓器としての肝臓
- フォーマット:
- 論文(リポジトリ)
- 責任表示:
- 川村, 俊彦
- 出版情報:
- 新潟医学会, 2008-04
- 掲載情報:
- 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌
- ISSN:
- 00290440
- 著者名:
- 川村, 俊彦
- 巻:
- 122
- 通号:
- 4
- 開始ページ:
- 171
- 終了ページ:
- 175
- 概要:
- 肝臓は,末梢のリンパ臓器とは大きく異なるリンパ球分布を示し,消化・代謝臓器としてのみならず,免疫臓器として注目されている.肝臓に多くみられるリンパ球としては,NKT細胞,NK細胞,胸腺外分化T細胞,γδT細胞などが挙げられるが,これら肝臓特異的なリンパ球は,肝炎などの肝障害,癌の肝転移,肝臓における感染症,肝再生,肝移植片の拒絶・生着など,肝臓における免役反応において中心的な役割を果たす.
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