直腸癌術後の抗癌剤治療中に発症した二次性急性骨髄性白血病の1例
- フォーマット:
- 論文(リポジトリ)
- 責任表示:
- 島影, 尚弘 ; 長谷川, 潤
- 出版情報:
- 新潟医学会, 2008-01
- 掲載情報:
- 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌
- ISSN:
- 00290440
- 著者名:
- 巻:
- 122
- 通号:
- 1
- 開始ページ:
- 56
- 終了ページ:
- 61
- 概要:
- 症例は47歳,女性.2005年1月肝転移を伴う下部直腸癌にて低位前方切除術とS5+S8区域肝切除を施行し,補助化学療法としてアイソボリン(以下1-LV)と5-FUを12回投与した.7月CT検査にて肝転移出現し8月肝部分切除術施行後TS-1の内服を開始した.2006年1月肺転移に対し胸腔鏡下肺部分切除術を施行し,その後もTS-1を継続したが5月と7月のCT検査にて肝・肺転移が増大しTS-1はPDとなった.FOLFOX4への変更を考慮したが汎血球減少症・出血時間の延長出現し,TS … -1による遷延性骨髄抑制と診断され対処療法を行い,結果的に5ヶ月の休薬となった.2007年1月にFOLFOX4をG-CSFを併用しつつ3コース施行するもCT検査にてPDであった,4月よりFOLFIRIをやはりG-CSFを併用しつつ2コース施行した.その後出血傾向増強し血小板減少が急速に進行した.9月の骨髄生検にて抗癌剤による二次性急性骨髄性白血病(以下s-AML)と診断され,そのおよそ1ヶ月後に永眠された. 続きを見る
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