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丸山, 智宏 ; 坂田, 純 ; 若井, 俊文 ; 白井, 良夫 ; 畠山, 勝義 ; 宗岡, 克樹 ; 佐々木, 正貴
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.207-211,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29081
概要: 切除不能膵頭部癌は予後不良であり, 癌の進行に伴い出現する閉塞性黄疸や十二指腸閉塞に起因する症状を取り除くことが治療の要点となることが多い. 今回, 切除不能膵頭部癌に対してバイパス術を実施し, 良好な quality of life を維 持しつつ化学療法を継続できた1例を経験したので報告する. 症例は63歳, 女性. 心窩部不快感にて発症し, 精査にて十二指腸水平部及び上腸間膜動脈への直接浸潤を伴う切除不能膵頭部癌と診断された. 開腹にて上腸間膜動脈への浸潤を組織学的に確認し, Williamsonらの報告に準じて, 吊り上げ空腸を用いて結腸前経路で胃空腸吻合術, 胆管空腸吻合術, 空腸空腸吻合術の順にバイパス術を実施した. 術後はgemcitabineを中心とした化学療法が奏効し, 1年11か月の生存期間が得られた. また, 閉塞性黄疸や消化管の通過障害は, 終末期まで認められなかった. 切除不能膵頭部癌に対するWilliamsonらの提唱するバイパス術は, 終末期まで良好な quality of life を維持しつつ化学療法を継続するための有用な術式であることが示唆された. 本症例のような遠隔転移を認めない比較的予後の期待できる症例は, バイパス術の良い適応であると考えられる. 続きを見る
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宗岡, 克樹 ; 白井, 良夫 ; 佐々木, 正貴 ; 若井, 俊文 ; 坂田, 純 ; 神田, 循吉 ; 若林, 広行 ; 畠山, 勝義
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.219-219,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29115
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坂田, 純 ; 白井, 良夫 ; 若井, 俊文 ; 金子, 和弘 ; 畠山, 勝義
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.220-220,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29090
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金子, 和弘 ; 若井, 俊文 ; 佐藤, 良平 ; 坂田, 純 ; 白井, 良夫 ; 畠山, 勝義 ; 味岡, 洋一
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.220-220,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29124
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若井, 俊文 ; 白井, 良夫 ; 坂田, 純 ; 金子, 和弘 ; 永橋, 昌幸 ; 畠山, 勝義 ; 味岡, 洋一
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.221-221,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29107
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宗岡, 克樹 ; 佐々木, 正貴 ; 白井, 良夫 ; 若井, 俊文 ; 坂田, 純 ; 神田, 循吉 ; 若林, 広行 ; 畠山, 勝義
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.223-223,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29108
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井上, 真 ; 若井, 俊文 ; 白井, 良夫 ; 坂田, 純 ; 畠山, 勝義 ; 高村, 昌昭 ; 青柳, 豊 ; 味岡, 洋一
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.225-226,  2011-04.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29079
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宗岡, 克樹 ; 白井, 良夫 ; 佐々木, 正貴 ; 若井, 俊文 ; 坂田, 純 ; 神田, 循吉 ; 若林, 広行 ; 畠山, 勝義
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  125  pp.172-172,  2011-03.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/29009
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若杉, 嵩幸 ; 若井, 俊文 ; 坂田, 純 ; 井上, 真 ; 丸山, 智宏 ; 白井, 良夫 ; 畠山, 勝義 ; 味岡, 洋一
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  124  pp.639-643,  2010-11.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/28882
概要: 症例は74歳, 男性. 肝内結石・総胆管結石症に併存した肝内胆管癌の診断で根治切除目的に当科紹介された. 肝障害度C (血清 T.bil 値 1.8mg/dl, 血清 Alb 値 2.4g/dl, ICG15分停滞率41%) であったが, 本例は結石に起因した胆汁うっ滞による肝障害であり肝硬変は伴っていないと判断し, 胆道再建を伴う拡大肝左葉切除術を施行した. 術後肝不全は認めず退院となった. 本邦では, 術前ICG15分停滞率を基準として肝切除術式を決定しており, 本例のICG15分停滞率からは核出術が適切な肝切除術式と判断されるが, 本例のように肝硬変非併存で胆汁うっ滞が原因の肝障害の場合には, 必ずしもICG負荷試験値が肝予備能を正確に反映しているとは限らないことが示唆される. 非肝硬変症例における肝切除術式選択の際には, 病態を考慮した上で不良なICG負荷試験値を解釈し肝切除術式を決定する必要がある. 続きを見る
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宗岡, 克樹 ; 白井, 良夫 ; 佐々木, 正貴 ; 若井, 俊文 ; 坂田, 純 ; 神田, 循吉 ; 若林, 広行 ; 畠山, 勝義
出版情報: 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌.  124  pp.178-178,  2010-03.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/28673