繰り返す瘢痕狭窄に対して腹腔鏡補助下腸切除術を施行したアメーバ性大腸炎の1例
- フォーマット:
- 論文(リポジトリ)
- 責任表示:
- 野上, 仁 ; 山崎, 俊幸 ; 前田, 知世 ; 澤祇, 安勝 ; 横山, 直行 ; 桑原, 史郎 ; 大谷, 哲也 ; 片柳, 憲雄
- 出版情報:
- 新潟医学会, 2008-08
- 掲載情報:
- 新潟医学会雑誌 — 新潟医学会雑誌
- ISSN:
- 00290440
- 著者名:
野上, 仁 山崎, 俊幸 前田, 知世 澤祇, 安勝 横山, 直行 桑原, 史郎 大谷, 哲也 片柳, 憲雄 - 巻:
- 122
- 通号:
- 8
- 開始ページ:
- 458
- 終了ページ:
- 462
- 概要:
- アメーバ性大腸炎の合併症としては稀な瘢痕性狭窄に対して腹腔鏡補助下腸切除術(LAC)を施行した症例を報告する. 症例は56歳, 男性. アメ-バ性大腸炎を発症. メトロニダゾール内服にて血便は軽快したが, 回盲部, S状結腸に瘢痕性狭窄を合併. 計4回内視鏡下にバルーンブジーを施行したが狭窄による腸閉塞を繰り返すため, 手術の方針となった. 手術は腹腔鏡補助下にS状結腸, 回盲部を受動し, 臍の小開腹創を使って体外にて切除, 吻合を行った. 手術時間は3時間3分, 出血量は4 … 45mlであった. 病理組織検査にて腫瘍瘢痕による狭窄を認めたが, アメーバ体は認められなかった. 術後経過は良好であり, 術後7日目に退院した. アメ-バ性大腸炎に瘢痕性狭窄を合併することは稀ではあるが, 外科的治療を要する場合もあり, LACは低侵襲で有効な治療法のひとつであると思われた. 続きを見る
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