臓器病変・診かたの進歩 1)腎障害(特集 膠原病 トピックス 膠原病 : 新しい診かたと治療法の進歩 I.膠原病の考え方診かたの進歩)
- フォーマット:
- 論文(リポジトリ)
- 責任表示:
- 中野, 正明 ; 長谷川, 尚 ; 黒田, 毅 ; 島田, 久基 ; 上野, 光博 ; 西, 慎一 ; 荒川, 正昭
- 出版情報:
- 日本内科学会, 1997-08
- 掲載情報:
- 日本内科学会雑誌 — 日本内科学会雑誌
- ISSN:
- 00215384
- 著者名:
中野, 正明 長谷川, 尚 黒田, 毅 島田, 久基 上野, 光博 西, 慎一 荒川, 正昭 - 巻:
- 86
- 通号:
- 8
- 開始ページ:
- 1351
- 終了ページ:
- 1357
- 概要:
- 多くの膠原病では,腎臓が重要な標的臓器となる.慢性関節リウマチでは,腎障害の疾患概念の変化を認識する必要がある.全身性エリテマトーデスでは,腎障害が予後に大きく関連するため,組織評価と治療法の確立が課題である.強皮症では,腎クリーゼに類似した,新たな腎障害様式が明らかとなった.混合性結合組織病に個の腎病変が存在するか否かは,未だ明らかでない.抗好中球細胞質抗体関連の腎障害にも留意する必要がある.
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