4 皮膚のモザイク病変の捉え方 (シンポジウム 皮膚科疾患の診断治療のトピックス，第732回新潟医学会)

フォーマット:

論文(リポジトリ)

責任表示:

新熊, 悟

出版情報:

新潟医学会, 2019-06

掲載情報:

新潟医学会雑誌

ISSN:

00290440      

著者名:

新熊, 悟  

巻:

133

通号:

6

開始ページ:

233

終了ページ:

236

概要:

我々皮膚科医は日常診療において神経支配領域に一致する皮疹，線状や縞模様を呈する皮疹など，多彩な分布形式，形状をとる遺伝性皮膚疾患と遭遇することがある．これは皮膚の発生過程において遺伝的モザイクが生じた結果生じる．皮膚のモザイシズムにおける皮疹の分布等は発生段階に変異が生じた時期や細胞種によって，侵される組織，範囲が規定される．本項では線状や縞模様(Blaschko線)もしくは神経支配領城に一致して分布する皮疹の考え方について概説する．

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