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1.

論文(リポジトリ)

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須田, 武保
出版情報: 新潟医学会雑誌 = 新潟医学会雑誌.  101  pp.443-452,  1987-07.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/36529
概要: Endocrine cells in 84 cases of non-neoplastic mucosa, 122 adenomas and 211carcinomas of the colon and rectum were histochemically and immunohistochemically studied on their incidence, distribution and types. Moreover, histogenesis of endocrine cells in adenomas and carcinomas is discussed. Argyrophil-positive cells were found in 100 of 122 adenomas (82.0%), and 107 of 211 carcinomas (50.7%), both showing a higher incidence than ever reported. Most of the cells were made up of serotonin cells. Glicentin/glucagon cells and neurotensin cells were small in population. Somatostatin cells and pancreatic polypeptide cells were rare in population. Endocrine cells in adenomas and carcinomas were similar, in both the type and relative population of cells, to those of the non-neoplastic mucosa, although the population of endocrine cells in adenomas and carcinomas was influenced by differentiation of neoplastic cells and structures. These findings may suggest that endocrine cells in adenomas an. d carcinomas of the colon and rectum show similarity in cell types and population to those of the non-neoplastic mucosa, and that such endocrine cells are derived from primitive neoplastic cells with capability of multidirectional differentiation. 続きを見る
2.

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高村, 麻子
出版情報: 新潟医学会雑誌 = 新潟医学会雑誌.  122  pp.626-635,  2008-11.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/28148
概要: 大腸鋸歯状腺腫(serrated adenoma)(SA)は, 過形成性ポリープ(hyperplastic polyp)(HP)に類似した鋸歯状管腔構造と, 管状.管状繊毛・繊毛腺腫 (tubular/tubulovillous/villo us adenoma)(AD)に類似した腫瘍性細胞異型を示す大腸腺腫の組織亜型である. SAはHPから発生し, 遺伝子不安定性(MSI)を示す大腸癌の前駆病変と考えられているが, その組織発生の詳細については明らかにされていない. 本研究では, 外科切除および内視鏡的に摘除された219例のSAの組織構成成分を病理組織学的に解析し, SAの組織発生について検討した. その結果, SA単独例が37.0% (81/219), SAとHPの併存例(SA+HP)が22.4% (49/219), SAと異型過形成性ポリープ(atypical hyperplastic polyp) (AHP)の併存例 (SA+AHP)が15.10%(33/219), SAとADの併存例 (SA+AD)が25.6% (56/219)であった. SA+HP, SA+AHPのそれぞれ59.2%と54.5%で, SAはHPまたはAHPに包含されており, SAはこれらの病変を母地として発生したと考えられた. SA+ADの80.3%はSAとADとがモザイク状に混在しており, これらの病変はSAとADの両方向への形態形成を示す病変として発生したと推定された. SAのみからなる病変は他の病変に比べ大きさが小さく, 前駆病変を介さず正常粘膜から直接発生したと考えられた. SAの組織構成成分と発生部位との検討では, SA+AHPは他の病変に比べ有意に右側大腸に好発していた. これらのことから, SAは必ずしもHPを母地として発生するのではなく, その組織発生には複数の経路が存在すること, 組織発生経路の違摘まSAの発生部位とも関連していることが示唆され, AHPを母地として発生したSAが右側大腸に好発するMSI陽性大腸癌の前駆病変として重要と考えられた. 続きを見る
3.

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佐藤, 明人
出版情報: 新潟医学会雑誌 = 新潟医学会雑誌.  119  pp.464-473,  2005-08.  新潟医学会
本文リンク: http://hdl.handle.net/10191/3183
概要: 大腸のpit pattern診断学は,拡大内視鏡で観察される大腸粘膜表面の腺管開口部幾何学模様(腺口形態:pit pattern)から,病変の病理診断を推定するものである.これまでに,病変の腫瘍・非腫瘍判定におけるpit pattern診断 の有用性についてはコンセンサスが得られているが,腫瘍の良悪性判定,癌のsm浸潤および浸潤度判定に対する有用性については統一的見解がえられていない.その主たる理由として,pit pattern判定が観察者の主観に基づく形態パターン認識により行われていることがある.本研究では,大腸腺腫(36病変),粘膜内癌(22病変),sm癌(34病変)のpit patternをフラクタル解析により定量評価(客観化)し,算定されたフラクタル次元により大腸上皮性腫瘍の良悪性,sm浸潤,sm浸潤度の推定が可能かどうかを検討した.良悪性別のpit patternフラクタル次元は,腺腫(1.38±0.09),低異型度癌(1.50±0.12),高異型度癌(1.54±0.09)であり,腺腫と高・低異型度癌との間には有意差があった.また,高異型度癌のフラクタル次元は腺腫・低異型度癌に比べ有意にフラクタル次元1.4以上のものが多かった(p<0.001,p=0.03).しかし粘膜内癌,sm浅層癌,sm深層癌のpit patternフラクタル次元は,いずれの組み合わせでも有意差はなかった(それぞれ1.45±0.14,1.48±0.11,1.51±0.07).以上の結果より,pit patternのフラクタル次元から大腸上皮性腫瘍の良悪性,および癌の異型度推定は可能であり,フラクタル解析を用いた客観的なpit patter診断学の確立が期待される.他方,フラクタル次元から癌のsm浸潤や浸潤度を推定することは困難であり,これらの診断についてはpit pattern以外の所見も加味した内視鏡診断学が必要と考えられた. 続きを見る