Blank Cover Image

キュビリン断片およびアムニオンレス遺伝子を安定発現する培養近位尿細管上皮細胞の樹立とその機能解析

フォーマット:
論文(リポジトリ)
責任表示:
鈴木, 哲世
出版情報:
新潟医学会, 2012-02
掲載情報:
新潟医学会雑誌 = 新潟医学会雑誌
ISSN:
00290440  CiNii Articles  Webcat Plus  JAIRO
著者名:
鈴木, 哲世  
巻:
126
通号:
2
開始ページ:
87
終了ページ:
95
バージョン:
publisher
概要:
腎臓の近位尿細管上皮細胞において, 糸球体濾過タンパク質の再吸収 (エンドサイトーシス) に重要な役割を担っている分子がメガリン, キュビリン, アムニオンレスである. メガリンは膜貫通領域を持つ巨大分子であるが, キュビリンは膜貫通領域を持たず, 膜貫通領域を持つ分子であるアムニオンレスと結合し, 複合体を形成する. メガリンとキュビリン-アムニオンレス複合体は互いに協調的に機能すると考えられているが, これらの分子間の相互作用を解析することは, 近位尿細管上皮細胞のエンド サイトーシス機序の解明に重要である. そこで私は, FLAGタグ付きラットアムニオンレス (AMN-F) 及びcMycタグ付きのラットキュビリン断片 (N末903アミノ酸) (Mini-CUB-C) をコードするcDNAをサブクローニングし, メガリンを発現するがアムニオンレス及びキュビリンを発現しないラット近位尿細管由来細胞 (IRPT細胞) に安定発現させた. この細胞を用いた免疫沈降反応において, Mini-CUB-CとAMN-Fは稜合体を形成することが確認された. さらに免疫蛍光染色によって, Mini-CuB-Cが細胞膜表面でメガリンと共局在することが確認された. さらにこの細胞において, メガリンのリガンドであるラクトフェリンの細胞内取り込みが, 対照のIRPT細胞に比較して有意に亢進することが認められた. これらの結果から, 本細胞は, キュビリンーアムニオンレス複合体とメガリンの協調的なエンドサイトーシス機序を解析する上で有用なツールになることが示唆された. 続きを見る
本文リンク
タイトルが類似している資料

類似資料:

1
 
2
 
3
 
4
 
5
 
6
 
7
 
8
 
9
 
10
 
11
 
12
 

蒲澤, 秀門, 成田, 一衛

新潟医学会

長谷川, 有香

新潟医学会

杉野, 信博(1926-), 河合, 忠

宇宙堂八木書店

荒川, 正昭(1936-), 長沢, 俊彦

中山書店